クリスマス

小中高と12年間、プロテスタントの学校に育ちました。
教育とは恐ろしいもので、気付けばそれが自分の考えの根底にある気がする。
今でも「主の祈り」を暗唱できるし(気持ち悪いからやめてと言われるけどね。笑)、
聖書の文句が、自然に体内に入ってくる。
いくつかの賛美歌もピアノで弾ける。
普段は忘れているけれど、賛美歌が街中にあふれるこの季節になると、ふと敬虔な気持ちになるのです。


「そらのとりはちいさくても おまもりなさるかみさま
 わたしたちはちいさくても おまもりなさるかみさま
 わるいことはちいさくても おきらいなさるかみさま
 あいのわざはちいさくても おまもりなさるかみさま」


誤解を恐れずに言えば、宗教なんて心のよりどころのない人のための救出策だと思っているけど、
それでもやっぱりそこには完成された美しさがあるのだと、私は思う。
イエス・キリストは、大自然や運命や、そういった人間の手の届かない領域を全て総合したものの代弁者なのでしょ。
そういったものを敬って、感謝して、身を委ねるのは
なんかそんなに悪いことじゃないなぁと思うのです。

前置きが長くなったけど、だからクリスマスって大好き。
すごく神聖な気持ちになる。
イルミネーションもBGMも、世の中を祝福してくれてるみたいで、
意味もなく、Happyになれるのです。