向かない仕事は不幸せ

本日、5年ぶりの飲食バイトをして来ました。
そこでつくづく、向いてないな〜と思っちゃった。
飲食ってさ、同時にいくつものテーブルに注意して、スピーディに動いて、笑顔で接する仕事でしょ。
私にあるのは笑顔くらいだもんなぁ・・笑


そこで思い出したのが、この前私の大好きな「ほぼ日」で見たこのことば。
「ほぼ日就職論」に投稿された読者のおたよりです。


仕事のできるできないに学歴は関係ないと思います。
僕のいる飲食業は特にだと思います。
学歴のある人程とっつきにくい仕事だと思います。
いろんな人と上手く人間関係を築く能力にしても、
(長らく学校だけの人間関係しか知らない人が多い)
同時に色んな所に注意を向けられる能力も
(集中力を高めてきたので、
 逆に同時に色んなことに注意を向けられない)
どんな状態でも冷静でいられる経験値も圧倒的に
勉強よりアルバイト等に精を出してきた人の方が
即戦力としての能力に長けています。
更に一見簡単に見える飲食業の仕事で
自分より学歴の低い人に仕事で負けるという現実を
正面から受け入れられない人が結構います。
物をじっくり考える能力もあるし、
長らく学業に一生懸命取り組んで来た人たちなので
ゆっくり取り組めばやがては
すばらしい仕事をする可能性はあるのですが、
そこまでの仕事では無いと思ってしまうのでしょうか、
なかなか「この人の仕事に対する姿勢はすごい!」
という人に出会いません。
まあ、きつくて、貰えるものも少ない職業ですから
飲食業は特別かも知れません。
でも世の中の「就職」全てに
そういう要素がないでしょうか?
(男 30代後半 社会人)


この意見を読んで、「んな事あるかぃ!・・・でもちょっと当たってるかも」と思ってしまいました。
私のコンプレックスの一つに、「学歴」があります。
学歴が無いのがコンプレックスじゃないんです。
学歴があるのがコンプレックスなんです。
ヘンだけど。
勉強ってけっこう好きで、やってると楽しいので、試験なんかあると頑張ってしまいます。
ある程度結果も付いてくる。
けど、飲食業で必要とされるような単発の課題処理能力とかコミュニケーション能力とかって、本当に自信が無い。
そういう時に「勉強しかできないヤツ」って言われるのがイヤだった。
けど苦手なものはやっぱり苦手で、「それならいっそ学歴すら無ければいいのに」なんて思ったり。
ヘンだよねぇ。
社会人になってしまえば、自然とこんなの忘れて行くような気もするけど。
自分の適性って、どこで活かされるのかな?
難しい・・・


ほぼ日刊イトイ新聞
http://www.1101.com/home.html
大好きです。狙ったからこそ、のアナログ感。押し付けがましくない、手作り感。


職への適性、のはなし。
http://www.1101.com/job_study/tsukagoshi/index.html
イトイさんのことばって、やっぱすごいと思う。
「みんながやってること一緒にやってる間は、空っぽでも生きていけるので、そこが全部ムダになるんです。」だって。