だいすきなまち

この1ヶ月、修論のために学校に泊まり込んでるあいだ、今までほとんど行ったことのなかったところに頻繁に行ってました。
それは・・・銭湯!


この時代、わたしくらいの年齢で銭湯に慣れ親しんでいる人ってどれくらいいるんだろう。
始めは要領が分からず戸惑ってましたが、慣れてしまえば変なシャワーヘッドも熱めのお湯も良いものです(てか銭湯ってどこの湯も熱めです。44℃くらいのお湯の銭湯もあった!入れなかった・・・)。
今日も同期の子と湯上がりにコーヒー牛乳をイッキして小さなしあわせを味わったのでした。


それにしても、銭湯がこんなにぎわってるとは知らなかった。
毎日地元のおばあちゃんたちが次から次へやって来ます。
もしかしたら馬場って場所柄なのかな?
だとしたら、やっぱり私はこのまちが好きです。


昨日も、修論の再製本しに行くのに馬場の裏道、昔ながらの住宅街をすり抜けてたら、民家の軒先に置かれたたくさんのお皿たちと「ご自由に持って行ってください」の張り紙。
見ればどれもシンプルで使いやすそうだし、割れや欠けもなさそう。
つい引き寄せられてお皿を物色してると、いつ現れたのか腰の曲がったおばあちゃんが後ろにいて、
「あらあらまぁすごいねぇ〜〜!!ほらあなたこんなきれいなお皿あるわよぉ、持ってっちゃいなさいよぉ〜〜〜ほら〜〜〜〜包む布まで置いてあんのよぉ〜〜〜」
ってムリヤリ勧められちゃいました。
そんなに誉めるくらいだからおばあちゃん自身もお皿を持ってくのかと思いきや、私が「すごいですね、きれいなお皿ばかりですよね」って同調すると、満足したかのようにどこかに去って行ってしまいました。


このまちにはこういう、人と人とをつなぐゆるい雰囲気がある気がする。
それが心地よくて、春からここを去るのはけっこうさみしいのです。


ちなみに、お皿は和風の花柄の小皿5枚セットをゲットしました☆
大事に使おうっと。