パッチギ!

「歌っちゃいけねぇ歌なんて、この世にはねぇんだよ!」

さぁて、お次はパッチギ。
なんで今さらパッチギかと言うと。
流行った当時、違法ダウンロードで観てたんだけど、
あまりに血が出て来るので気持ち悪くなって、3/1くらいで観るのやめちゃったんだよね。
違法なので(?)字幕ないからセリフあまり分かんないし。
でも、パッチギLOVE&PEACEのプレミア試写会(♪)に誘われて、
それを楽しむには前編の予習が必要だと聞いたので、じゃぁせっかくだし観てやろうとなったのです。
相変わらず字幕ない版だけど。笑


でもね、何で前回は途中でやめちゃったんだろうって思った。
ストーリーは国境を挟んだロミジュリ・・つまり超王道、音楽もあるし、何より疾走感がいい。
主人公(塩谷瞬)もヒロイン(沢尻エリカ)も、キーパーソンであるその兄(高岡蒼佑)も、みんな胸の中にもやもやを抱えてるのに、ことばにならない(実際セリフは少ないと思う)。
それで、代わりに行動に出てしまう。相手のところに押し掛けたり、けんかしたり・・・。
不器用で乱暴だけどまっすぐ。
青春映画のこういうのが大好き。
主人公が橋でギターを壊すシーンで嗚咽(;_;)




なのになぁ。
どうして2作目って、うまく行かないんだろーか。
伝えるメッセージ欲張りすぎてるのと、1作目の疾走感が無いのと、役者の演技が過剰なのが気になった。
私が観た数少ない映画の中でも、パート2作って成功したのって
ターミネーター
・Back to the Future
Mission Impossible
くらいだし(めっちゃ偏ってる・・笑)。
あ、あとドラえもんとか!
1作目と同じようなもの作るからこそ2作目が成功すると思う。
「主人公の○年後」とか、更に壮大なスケールで・・・とかって難しそう。
だって、1作目だって監督は死にものぐるいで作るわけでしょ。
それをそう簡単に超えられるわけないだろうし。
ましてや予算が大きくなればいいものでもないし。
そう言えば最近、時効警察もちょっと悪ふざけが過ぎてる気がするしなぁ・・
難しいもんだ。