退職

kidblue02202007-12-30

今日は、3年4ヶ月続けたもしもしバイトの、最後の勤務日でした。
すごく好きだったこのバイト。
お客さんと1対1で向き合えるのが喜びだったし、怒られたり感謝されたり、生死の現実をかいま見たり、納得行かないことも多かったけど、ものすごくいっぱい学ぶことができた。


そして何より人が良かった。
入った当初は特に個性的で楽しい先輩たちがいっぱいいて、毎回毎回懲りずに飲みに誘ってくれた。そして私も懲りずに行ってた。
仕事中にこっそりずっと音楽の話をしたり、あとはもぅたわいも無い話ばっかで笑い転げてた。
ややもすると、建築学科っていう一つの世界以外を忘れてしまいそうな私に、いっぱい色んなどうでもいいことを教えてくれた。
その先輩たちは私より先に就職のためにバイトを卒業して行ってしまったけど、今でもその親交は続いててとても嬉しい☆(マメな幹事さんがいてくれるお陰だけど^^;)


次に同い年とかちょっと下の友だちがたくさんできて、特に仲良いコとはよくゴハン食べたり飲んだり遊びに行ったり、恋バナに花を咲かせたりしてつるんでた。
みんなあまり理系にはいなさそうなコたちで、それもとても新鮮だったし、楽しかった。
もぅ私より先に卒業しちゃったコもいるし、まだ働いてるコもいるけど、彼女たちも大切な友だち。
今日で終わりとは思ってない。


ほんとにふとしたきっかけで紹介してもらったこのバイトだけど、ここに出会ってなかったら・・・と思うとちょっとこわくなるほど。
私にとっての第2の学校でした。
そんな風に思ってたから、今日やめるのはけっこうさみしかった。
「退職のごあいさつ」をシステムのメールでみんなに送って、お客さんからの最後の電話を受けて、22時になったらタイムカードの退勤打刻をして、お世話になった職員さんたちにあいさつをして、タイムカードを返却して・・・(ちなみに最後の電話は、最初はクレームだったけど、お客さんの怒りをおさめることができて最後「良いお年を〜〜♪」と言って切ってくれました)。
もぅ次に行くときは、私の覚え書きだらけのノートも、友だちと死ぬほどやり取りしたメールも処分されちゃってるはず。


さみしいけど、私の中では実はちょっとした達成感もあって、笑顔で去ることができてよかった。
そして、「やめちゃうんだ」って色んな人に声をかけてもらえてすごい嬉しかった。
ほんとにここで働けてよかった。


(こういう時こそヒネリの効いたおもしろい文章を書きたいな、と思うんだけど、心のまま書くと結局ありふれた表現ばっかりになっちゃいます)